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自己理解と不安のヒント|「避けたい未来」を見すぎると、なぜ動けなくなるのでしょうか?

  • 1 日前
  • 読了時間: 7分

愛媛県松山市駅から徒歩3分の心理カウンセリングルーム、公認心理師でコミュニケーション心理学NLPトレーナーの中嶋です。


今日は「得たい未来を見やすいタイプ」と「避けたい未来を見やすいタイプ」について少しお話ししてみたいと思いますね🎵


「嫌われないようにしたい」

「失敗しないようにしたい」

「緊張しないようにしたい」

「遅らせないようにしたい」


こうした言葉って、誰でも使うことがありますよね。

でも、もしこの言葉がいつも、かなり高い比率で頭の中を占めているとしたら、少し立ち止まって見直してみてもいいかもしれません😊


なぜなら、その言葉の使い方が、知らないうちに自分の心と体を“後ずさりの方向”へ引っ張っていることがあるからです。



まずは気持ちの整理から💭


動けないのは、怠けているからではありません


うまく動けないとき、人は自分にダメ出しをしやすいですよね。

「また考えすぎた」

「なんで私はこんなに気にするんだろう」

「もっと普通にできたらいいのに」


そんなふうに感じること、ありますよね😊


でも、ここで最初にお伝えしたいのは、動けないのは意志が弱いからではないということです。

むしろ逆で、心の中の“危険を察知する力”が強く働いていることが多いんですね。


つまり、避けたい未来を見やすい人は、弱いのではなく、

「困ることを見つけるアンテナ」がとても敏感なんです。


ですから、まずは

「私はダメなんだ」

ではなく、

「今の私は、避けたい未来に強く注意が向いているんだな」

と理解してあげることが大切です🌿


言葉の向きが変わると、心の向きも少しずつ変わっていきます🌿
言葉の向きが変わると、心の向きも少しずつ変わっていきます🌿


心理構造はこうなってる


私たちは、日々“自分の言葉”で自分の注意を方向づけています


私たちは毎日、頭の中でたくさんの言葉をつぶやいています。

この内的セルフトークが、心の向きや身体の反応に大きく影響します。


コミュニケーション心理学やNLPでも、人は繰り返し使う言葉に沿って、注意の向け方や感じ方が強まりやすいと考えます。

つまり、ある意味では、私たちは日々自分の言葉で自分を方向づけているんですね。


たとえば、潔癖傾向のある方は、

「ゴミがないように」

「菌がないように」

「汚れがないように」

と意識していることがあります。


すると、本来なら気にならないような小さなホコリや汚れにも、心のアンテナが強く反応しやすくなります。

ほかの人には流れていくものが、その方には強く目に入ってくるんですね。



これと同じように、

「嫌われないように」

「変に思われないように」

「失敗しないように」

「緊張しないように」

という言葉を何度も何度も使っていると、心はその“避けたいもの”に対して敏感になります。


すると、人間関係のなかで相手のちょっとした表情や沈黙にまで反応しやすくなり、

「嫌われたかもしれない」

「変に思われたかもしれない」

「失敗したかもしれない」

と、不安がふくらみやすくなるんですね。


そして不安がふくらむと、さらに

「もっと気をつけなきゃ」

「もっと失敗しないようにしなきゃ」

となって、ますます避けたい未来に意識が向く……。

こうして、動けなくなる悪循環が起きやすくなります。


「失敗しないように」と思うほど、足が止まってしまうこともありますよね💭
「失敗しないように」と思うほど、足が止まってしまうこともありますよね💭

恐怖がやわらぐと、見え方が変わります


カウンセリングの現場でも、強い恐怖や不安がやわらいでくると、

「前より気にならなくなりました」

「前ほど反応しなくなりました」

ということが起こります。


これは、世の中から突然その対象が消えたというより、

その対象に向けていたアンテナの強さが変わったということなんですね。


今まで怖さが強かったときには、音や気配やわずかなサインにまで敏感になっていたものが、

心が落ち着くことで、そこまで鋭く拾わなくなる。

その結果として、「あれ、前ほど気にならない」という感覚が出てくるんです✨




具体的な言い換え・行動案


大事なのは、「避けたい」を消すことではなく、その先に何をするかを足すことです


ここ、すごく大事なんですね。


「怪我しないように」

「危険がないように」

こういう言葉自体が悪いわけではありません。

危険を避けることは、とても大切です。


ただ、それだけで終わると、心はずっとブレーキを踏み続けるような状態になります。

すると、何をしたいのかが見えにくくなって、体も前に出にくくなるんですね。


ですからおすすめなのは、

“〜しないように”の後ろに、“そのために何をするか”を必ず足すことです💡


たとえば、こんな言い換えです。


「嫌われないように」

→ 安心して、自分から笑顔で声をかけてみよう


「緊張しないように」

→ ゆっくり呼吸して、落ち着いて話そう


「失敗しないように」

→ 一つずつ確認しながら、丁寧に進めよう


「遅らせないように」

→ 10分前から準備を始めよう


「危険がないように」

→ あらかじめルートを確認して、安全に進もう


この違い、言葉に出してみると少しわかりやすいかもしれません。

「〜しないように」だけだと、どこか身体が引くような、後ろに下がるような感覚が出ることがあります。

一方で、

「そのために、こうしよう」

まで入ると、身体の向きが少し前に変わる感じが出やすいんですね😊




今日からできる、シンプルな見直し方


今日一日だけでもいいので、自分の頭の中の言葉を少し観察してみてください。


特に、こんな言い方が多くなっていないかを見てみましょう。


嫌われないように

失敗しないように

緊張しないように

変に思われないように

遅れないように


もしよく使っていることに気づいたら、そこで終わらせずに、続けてこう問いかけてみてください。


「それで、私は何をする?」


この問いが入るだけで、言葉はブレーキだけでなく、ハンドルにもなります✨


「避けたい」だけで終わらず、「私はどう進む?」を足していきましょう✨
「避けたい」だけで終わらず、「私はどう進む?」を足していきましょう✨


まとめ


避けたい未来を見る力は、あなたを守ってきた力でもあります


避けたい未来を見やすい人は、慎重さがあり、危険察知もできる方です。

だからこそ、その力は本来、とても大切なんですね。


ただ、その力だけが強くなりすぎると、

不安がふくらみ、

人間関係がしんどくなり、

何をしたいのかがわからなくなって、

動けなくなってしまうことがあります。


そんなときは、自分を責めるより先に、

「私は今、どんな未来に意識を向けているかな?」

と見直してみてください。


そして、

「〜しないように」の後に、「そのために何をするか」を足す。

これを意識してみるだけでも、心の向きは少しずつ変わっていきます🌿


不安をなくすことよりも、

不安を持ちながらも前に進める言葉を選ぶこと。

そのほうが、現実は動きやすくなることがあります。


もし今、同じようなことで何度も苦しくなっていたり、

自分の言葉の癖を一人では整理しにくいと感じておられるなら、専門家と一緒に見直していくのも一つの方法です。


当カウンセリングルームでは、カウンセリングを受けるかどうか、このカウンセラーが自分に合うのかなという不安を解消するための30分無料相談枠をご用意しております。


カウンセリングを受けるかどうか迷ったら、一度こちらで確認してみてはいかがでしょうか。











”私の志は

安心安全な場と人との繋がりを創ることで

人々をフォローし

これからの人たちが諦めないでチャレンジできる

世の中を創ることです”






読んでくださって

嬉しいです

 

 

素敵な一日でありますように☆

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